2015年の最後に〜人生において大切な2つのこと

2015.12.28 Monday 06:00
こんにちは。
菅下清廣です。

あなたがこのブログをお読み頂いているということは、もしかすると「投資で成功したい!」と考えているのではないでしょうか。

それを突き詰めると

豊かで幸せな人生を送りたい

こういうことになります。

では、人生で成功を掴むには、どんなことが必要でしょうか?

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豊かな人生に必要な2つのこと
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私は良い人生を送るためには2つのことを重要視しています。

それは「健康」「富」です。

当たり前のことに感じるかもしれません。

しかし、実は多くの人がこのことをわかっていながらもコントロールできていないのです。

私がこのことを意識し始めたのは27,28歳のころでした。

ちょうど海外の金融機関からヘッドハンティングされて新しい世界で働くタイミングでした。

日本の会社というのは、多くの所で給料が保証されています。

しかしアメリカは違います。

給料に見合った働きをしなければ、すぐにクビになってしまうのです。

ですから、まず何よりも

毎日健康で100%の状態で働くこと

が求められるのです。

野球選手も同じです。いくら技術に秀でていても、怪我ばっかりしてバッターボックスに立つことができなければ、次の年の契約は危うくなります。

ですから、仕事などで能力を発揮しより良い人生を掴むためには、健康に気を配らないといけません。

しかし、あなたはどうでしょうか?

お酒を飲みすぎたり、タバコを吸ったりはしていませんか?
会社の付き合いだといって、夜遅くまで飲み会に出ていませんか?


こういう積み重ねが健康に悪影響をもたらしているのです。

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“知恵”が富をもたらす
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そして「富」も重要です。

ただ残念なことに多くの人が富の生み出し方をわかっていません。

多くの人が時間を切り売りして給料やアルバイト代を稼いで生活費として人生を送っています。

しかし本当の意味で豊かになるには「知恵」でもって稼ぐことが大切になってきます。

私がそのことを実感したのも30歳になる直前のころでした。

ある総合商社と取引をしたいと思い、その財務部長の方のオフィスに毎朝のように訪問していました。
そして、日本経済新聞に書いてある情報などを伝えるようにしたのです。

しかし、財務部長の方からは

「そんな新聞に書いてあるようなことは私の会社の人間は誰でも知っているよ。時間のムダだから帰ってくれ」

と厳しい答えが返ってきました。


皆さんにお伝えしたいのは


多くの人が「知識」は持っているけど

それが「知恵」になっていないために

【大きな富】に変わっていない……


ということ。

その当時の私は恥を忍んで財務部長の方にこう聞きました。

「どんな情報なら聞いてくれるでしょうか?」

商社にとって何よりも為替に関する情報が必要なんだと聞いた私は、それから為替について必死に勉強しました。

ニクソン・ショック以降の為替の動きについて徹底的に学び、ある時は為替のディーラーや国際金融のプロに「なぜ為替は動くのか?」と初歩的な質問をして笑われたこともあります。

しかし、こうした努力を重ねてまとめた「今後の為替予測」という独自の情報(知恵)をその財務部長のところへ行って話しました。

すると、これまで5分しか耳を傾けてくれなかった彼が30分以上も話を聞いてくれたのです。

そして、それからその総合商社との取引が始まり、私は信じられないほどの巨額の取引をのちのち任せてもらえるようになったのです。

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スガシタクラブの意義
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長い話となりましたがまず健康維持のためにも良い生活習慣を持つことです。
これがとても大切です。

この年末の時期ともなると、会社の忘年会や付き合いで、不規則な生活になりがちです。
しかし、そういう時にこそたとえば飲み会に参加するのは2時間までにするとか、そういうコントロールが大切です。

そうすれば、その余った時間でスポーツジムに通ったり、英会話教室に通ったり、勉強会に行って自分を磨けます。
2016年以降、この点を意識すれば人生はすこしずついい方向へと変わっていくはずです。

そして「知恵」については、
ただ情報を聞いたり、見るだけでなく

●疑問を感じたら、もう少し調べる
●自分なりの仮説を立ててみる


というような頭脳のレッスンを
続けるようにしてください。

その際、毎月開催している投資研究会「スガシタクラブ」では毎回質問も受け付けています。
そういう場もうまく利用して、皆さんの知恵を深めて欲しいのです。

来年度のスガシタクラブは現在、会員募集中です。

あなたのご参加を心よりお待ちしています。


▼スガシタクラブの詳細はこちら
http://www.sugashita.jp/club/


▼最新情報はこちら
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JUGEMテーマ:成功の秘訣


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第25回 ウノ目タカノ目

2009.03.27 Friday 11:33
サムライジャパンに見る、ニッポンの底力

ワールドベースボールクラシックにおける

サムライジャパンの2連覇は久方ぶりに日本列島を興奮させた。

日韓戦などはなんと視聴率が一時40%台を突破という

記録的な人気となった。

野球ファンだけでなく誰もがビッグカメラの店頭で、

全国津々浦々の家電店のテレビの前で、

マクドナルドやスポーツバーや家庭の団欒で老若男女を問わず、

大人から子供まで、日本選手の活躍に、

「ニッポンガンバレ!」と声を張り上げて応援した。

さて、韓国との世紀の決戦の勝利の要因はといえば、

「監督の采配」のひと言に尽きる。

今回の日本チームの優勝の立役者・MVPはなんと言っても原辰徳監督だ。

投手起用、打順の入れ替え、代打起用、

どれを取っても原監督の力量、判断力、指導力が韓国を上回った。

日本という国には底力がある。

いい指導者がでれば、一気に底力が開花する。

日本の政治経済は長らく低迷しているが、

いづれ素晴らしい指導者が出てくる。

それは日本の政治、経済が本当に行き詰った時だ。

その時に政界再編が起きる。

経済改革が行なわれる。

「脱官僚、経済の活性化、地方の活力化」を掲げて、

いづれ新しい政治勢力、リーダーが登場する。

「庶民一流、経済二流、政治三流」と言われて久しいが

日本の夜明けは近い。

日本の庶民の一人一人には底力がある。

サムライジャパンの2連覇はニッポンの底力を証明している。

今一番不甲斐ないのは政界だ。

立派な首相、リーダーが長らく生まれていない。

かしあまりに不甲斐ない首相が次々と出れば、

日本の政治も相場の世界でいう「陰の極」に達する。

それが麻生首相なのか、次の首相なのか!?

いづれにしてもサムライジャパンの活躍が、

日本の夜明けを予兆していると言えないだろうか!?
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第24回 ウノ目タカノ目

2009.03.06 Friday 14:03
ミッドウェー海戦から何を学ぶ!?

前回、NYダウがフシ目の7286ドルを下回ってきたので、

さらなる株価下落が予想される。

7000ドル割れ、6000ドル割れもありうると予想したが、

3月2日のNYダウは299ドル安の6763ドルと

7000ドルを大きく割り込んできた。

6000ドルの大台も危うしの展開となっている。

今や日本の株価も風前の灯である。NYダウがさらに下がり続け、

ドル急落などという展開になれば、

体力の弱っている日本の株価はアッサリ下落して

安値を更新してしまう可能性が高い。

世界的な金融危機に加えて、

国内では日本の政治が右往左往しているからだ。

とくにかんぽの宿の一括処分(バルクセール)が中止となり、

宙に浮いた状況になったり、

今度は東京駅前の一等地中央郵便局の取り壊し、

再開発に鳩山邦夫総務相がまたまた横ヤリを入れている。

一度正式の機関で決定したものをこのように権力者が勝手に

ホゴにするような事がタビタビ起こると現場は大混乱になる。

閑話休題、ここで歴史を振り返ると

太平洋戦争におけるミッドウェー海戦でいかにして

日本の機動部隊は全滅したか?

米国側が事前に暗号解読によって、

日本機動部隊の動きを察知していたうえに、

決戦目前に当時の戦場での日本の最高指揮官南雲中将(提督)が

艦上攻撃機の兵装を魚雷から陸用爆弾に変えるように命令した。

この命令変更で現場は大混乱となった。

その結果、

主力空母4隻と全艦載機を喪失するという歴史的な敗北となった。

今の政治のありようを見ると日本の政治家、

最高指導者たちは過去の歴史の教訓から

何も学んでいないことがよく分かる。


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第23回 ウノ目タカノ目

2009.02.27 Friday 10:24
株価暴落で日米政権はともに苦境(ピンチ)へ!?


2月23日、ニューヨーク株式市場は大幅な下落。

ダウ平均株価は250ドル安で安値を更新。

1997年5月以来の安値水準となった。

オバマ新政権が景気対策を打ち出しているにもかかわらず、

世界的な景気悪化懸念を受けて続落した。

チャート的には極めて重要なサポートライン(下値抵抗線)を下回ってきた。

当面の最後の砦(とりで)と思われた、

2002年10月の安値7286ドルをあっさり割り込んできたのだ。

これは近い将来の米国株価のさらなる下落を暗示している。

この7286ドルという下値抵抗ポイントを下回ると下値メドが立たなくなる。

おそらく、早晩ニューヨークダウ平均株価は7000ドル割れ、

6000ドル割れというような厳しい下げ相場が到来するだろう!?

当然、日本の株価も更なる下落が予想される。

このまま米国株価と一緒に下落するか、

あるいは昨年2008年10月28日ザラ場の安値6994円近辺で

踏みとどまるか。

つまり2番底形成か底割れかの分岐点にさしかかろうとしている。

そのどちらのコースを進むか、円・ドル相場に聞いてみたい。

今、やや円安に相場が振れているが、

円・ドル相場の攻防の分岐店点は95円だ。

95円を上回るような円安が続くようだと、日本の株価は2番底形成へ。

円安の戻りが95円近辺までで、

今後再び円高にふれて80円台に突入してゆくようなら、

平均株価は底割れし、

6000円台に向かって落下してゆくシナリオの可能性が高まる。

どちらにしても株価暴落で、

オバマ政権も麻生政権もさらなる景気対策、

恐慌突破の具体策を株式市場に催促され、

苦境(ピンチ)に追い込まれるであろう!?




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第22回 ウノ目タカノ目

2009.02.20 Friday 11:23
自民党の時代が終わるか!?

2月16日月曜日、週明けに発表された

2008年10〜12月期の実質GDP(国内総生産)成長率が

マイナス3.3%(年率換算マイナス12.7%)と

予想通り大幅な落ち込みとなった。

また、一部報道機関による内閣支持率が10%台割れとなり、

数字のうえでは政権末期の様相になっている。

東京株式市場を取り巻く環境は一層厳しいものとなっている。

また、イタリアのローマで開催中の

G7(先進7カ国財務相、中央銀行総裁会議)では

中川昭一財務相が二日酔いなのか睡眠不足なのか記者会見で

ろれつの回らない口調で返答するなどで世界のひんしゅくをかっている。

白川日銀総裁も画面で見る限りソワソワした様子で落ち着きがない。

日本を代表する二人の要人がこんなていたらくでは、

日本経済の前途はまさに暗たんたるものとしかいいようがない。

金融・経済のキーパーソン2人の観相(かんそう)から見ても、

日本の景気も良くなるはずがなく、株価もジリ安が続くだろう。

やっぱり自民党の時代は終わるのだろうか!?



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第21回 ウノ目タカノ目

2009.02.13 Friday 14:58
日銀はまちがっている!?

「日銀はまちがっている!」と、

かの高橋洋一東洋大学教授(埋蔵金の発見者として知られる)や

インフレターゲット論で知られる岩田規久男学習院大学教授など

著名な経済学者、エコノミストたちが公言し、指摘している。

アメリカがゼロ金利に、イギリスも史上初めての0.1%台にと世界が

デフレ不況に落ちこもうとしている時に、

我が日銀のエリートたちはただ時間を浪費して、

日本がデフレ大不況に向かっているのを傍観しているだけだと

批判の声があちこちで起こりつつある。

今日本は不景気になり、株価が下がり、地価が暴落して、

再びデフレの罠に落ち込もうとしている。

今日、東証1部上場の日本綜合地所の経営破綻、

負債総額約1970億円で今年最大となった。

上場企業の倒産は今年ですでに6件目。

昨年はアーバンコーポレーションが倒産。

負債総額は約2558億円と巨額だった。

マンションデベロッパーがこれほど倒産しているのに、

日銀からはなんのメッセージも出ていない。

前述の高橋洋一、岩田規久男教授ら多くの経済分野の専門家が、

「日銀の金融政策はまちがっている」と指摘している。

量的金融緩和の解除、ゼロ%金利の離脱が間違っていた。

早過ぎたのだ。日本経済がまだ、デフレを脱却していないのに、

金融を引き締めたからだと主張している。

その結果、イザナギを超える好況が終わり、

デフレ不況再燃の危機が迫っている。

多くの大企業がバタバタ倒産している時に、

まだ金利0.1%を死守して、

マネタリーベース(通貨の供給量)を大胆に増やしていない。

日銀の金融政策の失敗が日本の不況の元凶だと言われている。

米国発の金融危機による影響も勿論不況の要因となっているだろうが。

さて、この「日銀はまちがっている」という説は本当なのだろうか!?

不思議なことに大手新聞をはじめメジャーな経済誌なども

日銀の金融政策の誤りを指摘していない。

マスコミがもっと日本の不況の理由を追求して、

改善策を論争するべきでないだろうか!?



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第20回 ウノ目タカの目

2009.02.06 Friday 10:12
デフレのときにはオカネをバラマケ!!


前々回、100年に1度の大不況がやってきているというのに

消費税を引き上げようなどと発言するのは

正気の沙汰とは思えないと書いたが、

その後マスコミ関係のトップ、政治家、経営者の方々から

「その通り」という強いご支持を得ている。

財政赤字の改善は勿論極めて重要な課題だが、

経済専門家の方々に言わせれば、

財政赤字改善を名目に増税した国で成功した事例はないと言う。

逆に不況到来で税収減となって財政赤字が膨張したというのが

歴史の現実である。

ですからここはまず当面の金融危機突破、恐慌突破が第一優先だ。

そのためにはデフレ不況にならないために、

おもいきった金融緩和、景気・雇用対策が必要なのだ。

そこで2009年1月13日の産経新聞朝刊一面に掲載された

「100年に1度の対策」を紹介しよう。


その1.日銀券とは別の政府紙幣を発行。

    デフレの時にはモノやヒトの労働量がカネに比べて過剰、

    即ちカネが市場に不足しているわけだから

    カネの供給量を増やせばよい。

    1人1万円とか2万円とか定額給付金のようなケチなものではなく、

    それこそ政府紙幣(記念硬貨のようなもの)を刷って、

    国民1人当り100万づつ配るという大盤振る舞いをやれば、

    個人消費に回り、景気が良くなるはずだ。

    100万円で効果がなければ、300万円づつ配ってもよい。

    政府は財政赤字を増やさずに、

    巨額の発行益を財源にすることができる。

   「デフレの時にはお札を大量に刷ってヘリコプターからばら撒けばよい」

    と、かのバーナンキ米連銀議長もかつて言ったことがあるほどだ。


その2.相続税免除の無利子国債の発行。

    日本の個人金融資産約1500兆円。
  
    まったく動いていない。

    相続税負担を免除する代わりに、無利子国債を買ってもらう。

    そうすると眠っているオカネが動き出す。


その3.円建て米国債を引き受ける。

    オバマ米政権から円建てで米国債を引き受ける。

    勿論有利子でオカネが米国にも回り、
  
    米国発金融危機による信用収縮を収束させるサポートにもなる。

    日米関係にもプラスだ。


さあ!麻生政権はこのうちひとつでもやるだろうか。

とくに最初の政府紙幣を刷って、オカネの供給を増やすことが最も大切だ。

デフレを終わらせなければ景気は良くならない。

株価も上がらない、庶民の懐も潤わない。

何度も言うが、「デフレの時にはオカネをバラマケ!」というのが鉄則だ。

それを日銀がやらないなら政府がやるしかない。

さあ、さあ、麻生太郎首相は産経新聞のこの記事を読んでいるだろうか!?



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第18回 ウノ目タカの目

2009.01.23 Friday 10:26
消費税引き上げを主張する政治家は

           悪(ワル)か正義の人か!?




今、与党自民党内で消費税引き上げの法案を通そうとするグループと

消費税引き上げ反対のグループが対立している。

普通に考えれば100年に1度の大不況がやってきているのに、

今ごろ消費税を引き上げようなどと発言するのは

正気の沙汰とは思えないのだが、

我がにっぽんの政界ではそうではないらしい。

財政規律派というグループが隠然たる勢力を持っているからだ。

彼らは、

こんな大不況でも2011年度には消費税を上げるという法案を

つくっておかないと財政規律が保てないと主張しているらしい。

勿論、景気が良くなければという条件をつけているわけだが、

景気が良くなるどころか、今や日本はデフレ不況になろうとしている。

株価は限りなく下げ続けているし、

不動産マーケットは総崩れ、企業倒産が続出している。

内定を取り消し、非正規社員の解雇などで、企業は防衛に入っている。

このままではむこう2〜3年大不況になってしまうという経済情勢だ。

消費税論議なんかやっているヒマがあるの?と誰もが問いたいところだ。

それより強力な雇用、景気対策をもっと論争して欲しい。

本当に今の景気対策で大丈夫なのか?庶民はおおいに心配している。

株安もまったく止まらない。

株価対策も皆無だ。

消費税増税がどうして責任政党につながるのかよく分からない。

こんな時に

「消費税を上げるのが国家百年の計から判断して正しい」

と言っている政治家は本当に正義の人なのか?

あるいは、庶民にとって大悪人なのか?

いづれ日本の景気が証明するだろう!!






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第17回 ウノ目タカの目

2009.01.16 Friday 13:55
金利0%時代にどう生きる!?

1月9日の日経新聞朝刊の一面に英金利1%台という見出しがおどる。

英国中央銀行は1694年の創設以来、

初めて政策金利を2.0%から0.5%引き下げ、

1.5%と1%台に引き下げた。

米国がすでにゼロ、日本も0.1%という超低金利時代に突入した。

超低金利時代というのは、デフレ時代の到来でもある。

モノよりオカネの値打ちが高いという状況だ。

だからデフレが加速すると大変だ。

誰もがオカネを大事にして、モノを買わなくなる。

モノが売れないので会社が倒産する。失業者が町に溢れる。

給料が上がらない、ボーナスも出ないので、消費がまったく伸びなくなる。

デフレ大不況で、株価も下がる。

土地の値段も下がる。

みんな仲良く貧乏になるというシナリオだ。

だから早く、0%金利を脱出しなければならない。

そのためには思い切った景気対策や

思い切った金融緩和(オカネの量をジャブジャブ増やす)政策で、

いやでも需要(モノを買う)が出てくるようにしなければならない。

モノとは自動車であり、家電であり、生活必需品であり、

マンションや住宅であり、株であり、

金(ゴールド)であり、毛皮であり、宝石でもある。

モノが売れるようにするためにはどうすればよいか。

今こそ、智恵とアイディアを出した人がスター、ヒーローになる!!

世界的な金利0%時代は大変な時代だ。

誰にとっても逆境(ピンチ)だが、

創造力のある企業やヒラメキタイプの人にとっては

好機(チャンス)とも言える!!

読者の皆さんの周囲に好機(チャンス)につながる情報や

人物が潜んでいないだろうか!?




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第16回 ウノ目タカの目

2009.01.09 Friday 16:50
オバマ人気と政局!?

新年明けましておめでとうございます。

平成21年、2009年が始まりました。

年末年始の世相は大変暗いもので、

誰もが今年は大変だと考えているようです。

確かに頼りの米国経済がふらついているようでは、

日本の景気と株価も予断を許しません。

そこで、今回は楽観シナリオと悲観シナリオを紹介します。

楽観シナリオのほうは、

米国のオバマ大統領が就任早々から大胆な景気対策や

金融政策を打ち出して世界同時不況、

世界同時株安という世界中の心配をふっとばしてくれる場合です。

このシナリオの場合は

オバマ政権の政策が就任後の半年以内に効果をもたらして、

年央までには、最悪期を脱して株価も底入れし、

年後半には上昇してくるという展開です。

一方悲観シナリオは、オバマ政権が悪戦苦闘して、

新政権のハネムーンといわれる最初の100日が終わる頃、

4月下旬から5月中旬には、オバマ人気の陰りが全面に出て、

ドル暴落、米国株安で、日本の株もさらに下落。

日経平均が再び7000円割れになったり、

6000円割れして新安値を更新するという展開です。

いづれのシナリオが現実に近いか、このコラムを通じて、

読者とともに動乱の2009年を追いかけたいと思います。

しかし、仮に悲観シナリオが現実味を帯びる場合でも、

相場の世界では、

「大暴騰相場は大悲観の中から生まれる」という格言があるように、

日本株の大底を買うチャンス到来となるかもしれません。

昨年末に出版しました

拙書「恐慌突破」青志社のサブタイトル「世界大不況こそチャンスだ」

という視点で今年も近未来を予測してゆきたいと思います。

では、読者の皆様方が健康で豊かな気持ちで

この1年を過ごされることをお祈り致します。





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