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第20回 ウノ目タカの目

2009.02.06 Friday 10:12
デフレのときにはオカネをバラマケ!!


前々回、100年に1度の大不況がやってきているというのに

消費税を引き上げようなどと発言するのは

正気の沙汰とは思えないと書いたが、

その後マスコミ関係のトップ、政治家、経営者の方々から

「その通り」という強いご支持を得ている。

財政赤字の改善は勿論極めて重要な課題だが、

経済専門家の方々に言わせれば、

財政赤字改善を名目に増税した国で成功した事例はないと言う。

逆に不況到来で税収減となって財政赤字が膨張したというのが

歴史の現実である。

ですからここはまず当面の金融危機突破、恐慌突破が第一優先だ。

そのためにはデフレ不況にならないために、

おもいきった金融緩和、景気・雇用対策が必要なのだ。

そこで2009年1月13日の産経新聞朝刊一面に掲載された

「100年に1度の対策」を紹介しよう。


その1.日銀券とは別の政府紙幣を発行。

    デフレの時にはモノやヒトの労働量がカネに比べて過剰、

    即ちカネが市場に不足しているわけだから

    カネの供給量を増やせばよい。

    1人1万円とか2万円とか定額給付金のようなケチなものではなく、

    それこそ政府紙幣(記念硬貨のようなもの)を刷って、

    国民1人当り100万づつ配るという大盤振る舞いをやれば、

    個人消費に回り、景気が良くなるはずだ。

    100万円で効果がなければ、300万円づつ配ってもよい。

    政府は財政赤字を増やさずに、

    巨額の発行益を財源にすることができる。

   「デフレの時にはお札を大量に刷ってヘリコプターからばら撒けばよい」

    と、かのバーナンキ米連銀議長もかつて言ったことがあるほどだ。


その2.相続税免除の無利子国債の発行。

    日本の個人金融資産約1500兆円。
  
    まったく動いていない。

    相続税負担を免除する代わりに、無利子国債を買ってもらう。

    そうすると眠っているオカネが動き出す。


その3.円建て米国債を引き受ける。

    オバマ米政権から円建てで米国債を引き受ける。

    勿論有利子でオカネが米国にも回り、
  
    米国発金融危機による信用収縮を収束させるサポートにもなる。

    日米関係にもプラスだ。


さあ!麻生政権はこのうちひとつでもやるだろうか。

とくに最初の政府紙幣を刷って、オカネの供給を増やすことが最も大切だ。

デフレを終わらせなければ景気は良くならない。

株価も上がらない、庶民の懐も潤わない。

何度も言うが、「デフレの時にはオカネをバラマケ!」というのが鉄則だ。

それを日銀がやらないなら政府がやるしかない。

さあ、さあ、麻生太郎首相は産経新聞のこの記事を読んでいるだろうか!?



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posted by: sugashita , category[コラム] , -